認知症

認知症

認知症当院では物忘れや認知症の相談・治療を承っております。
ご本人様が来院できない場合はご家族様のみでのご相談も承ります(面談料 ¥5,000)認知症と一口に言ってもその原因となる病気は様々です。
最も有名なアルツハイマー型認知症以外にも、脳血管型認知症レビー小体型認知症前頭側頭葉変性症一部の神経難病などで認知機能の低下が見られます。また、慢性硬膜下血腫や正常圧水頭症による認知機能低下は外科的な治療で症状の改善が期待できる場合があります。またこれらの病気が混合して見られることもあります。
認知症の症状の出方は非常に個人差が大きく、また時期によって細かく治療内容を調整していかなければなりません。つまり、一人ひとりの個性に合わせたオーダーメイドの治療を組み立てていく必要があります。
当院ではコウノメソッド(*)に基づいた治療戦略の下、副作用を出来るだけ避け、ご本人と介護者がストレスなく安心して暮らせるための治療を心がけています。

(*)河野和彦医師が提唱する認知症の薬物療法。
インターネット上でも公開されている。
患者の個性に合わせた薬の用量調整、介護者保護、サプリメントや自費診療の活用などが特徴。
参照 https://ninchisho-online.com/archives/1566/

当院の治療方針

コウノメソッドを基本として、患者様の症状に合わせて保険適用の治療から開始し、点滴療法やメディカルサプリメントをお勧めしております。認知症でお悩みの患者様・ご家族の方は当院にご相談ください。

周辺症状(BPSD)の治療

周辺症状(BPSD)の治療認知症の症状は中核症状と周辺症状の2つに大別されます。
中核症状は記憶力の低下(物忘れ)や理解力・判断力能力の低下などです。
周辺症状には易怒(怒りっぽい)、暴言・暴力、徘徊、妄想などの陽性症状と、無気力・無関心・抑うつ・食欲低下などの陰性症状があります。これらのうち、介護者を最も困ら
せるのが陽性の周辺症状です。また、陰性の周辺症状はそれと気づかれずにうつ病などに誤診され、適切な治療が遅れてしまう場合もあります。
当院では周辺症状の治療を重視し、介護者の負担を軽減できるようお手伝いいたします。

フェルガード(メディカルサプリ)について

フェルガードとは

フェルガードは、米フェルガードとはぬかなどから採れるフェルラ酸・ガーデンアンゼリカ(西洋トウキ)・バコパモニエラを主成分とするメディカルサプリメントです。フェルガードは医療機関からの紹介でご購入できる商品です。

  • フェルラ酸とは
    米ぬか・小麦・大麦・コーヒー・ピーナッツなどに含まれるポリフェノールの一種で、様々な作用が期待されており、長年研究が続けられています。
  • ガーデンアンゼリカとは
    欧州(北欧・東欧)で食用としているハーブです。ガーデンセリカは、体全体に栄養を行き渡らせる作用があり、精神活動を安定させる物質と考えられています。
  • バコパモニエラとは
    インドでは、伝統医学で利用されてきたハーブの一種です。記憶力や集中力を高めたり、心を落ち着かせる(ストレスをやわらげる・疲労回復)などの作用があるとして使用されているハーブです。
フェルガードの臨床試験結果

フェルガードは、基礎試験データ・臨床試験データを継続的に蓄積しております。

  1. フェルラ酸(β-secretase 阻害剤)のアルツハイマー様病態の改善効果:病態モデルマウス(PSAPP マウス)を用いた検討
    埼玉医科大学総合医療センター研究部・病理部 森隆 
    第153回日本獣医学会学術集会 日本実験動物医学会(2012年12月)
  2. フェルラ酸・ガーデンセリカ摘出物のBPSDに対する効果―前頭側頭型認知症とレビー小体型認知症の場合―
    国立病院機構菊池病院臨床研究部 木村武実、高松淳一、 くまもと悠心病院 林田秀樹
    第25回日本老年精神医学学会 (2010年6月)
  3. 軽度認知症外へのフェルラ酸・ガーデンセリカ摂取についての予防的研究―軽度認知症から認知症への移行を遅延させる効果―
    国立病院機構菊池病院 臨床研究部 木村武実
    新薬と臨床 2014年11月号 第63巻NO.11

当院でも認知症患者様にフェルガードをお勧めし、症状が改善された例が複数確認できております。認知症の症状等にお悩みの患者様やご家族の方は当院までご相談ください。

グルタチオン点滴療法

グルタチオン点滴療法グルタチオンとは元来人間の体内に存在する物質です。強力な抗酸化作用を持ち様々な有害物質から人間の体を守る働きがあります。薬としてのグルタチオンは妊娠中毒、薬物中毒、慢性肝炎などの治療に用いられる、副作用の非常に少ない薬品です。美容やアンチエイジングの目的で使用されることもあります。
近年、パーキンソン病の患者にグルタチオンを投与することで歩行障害の改善が得られることが判明し、イタリアやアメリカなどで研究されていました。日本では柳澤厚生医師により紹介され、その後歩行障害を伴った認知症の方の治療にも応用されています。
認知症関連での主な対象疾患は、レビー小体型認知症、進行性核上性麻痺、多系統萎縮症などです。体が自由に動かない、歩きにくい等の症状に対して有効な場合があります。

グルタチオンは全ての患者様で効果があるわけではなく、有効率は40~60%ほどと言われています。劇的に効果がある場合もあれば、全く効果の無い方もいらっしゃいます。また投与量を調整することで初めて効果が現れてくる場合もあります。効果が確認できれば、月に数回の投与を継続することで、病状の進行を抑えることが可能です。 グルタチオン点滴療法は、現在保険で認められているよりも多くの用量が必要です。そのため、治療は保険適応外の自由診療となります。

認知症の予防について

認知症の予防について

  1. バランスのよい食事を摂る、良質なたんぱく質を摂る、塩分を控える
  2. 規則正しい生活(十分な睡眠を取る)
  3. 適度な運動(ウォーキング・スポーツなど)
  4. 家族・周囲の人とできるだけ会話をする
  5. ストレスを貯めない・ストレスを回避する
  6. フェルラ酸を含むサプリメントを摂取する

などが有効と考えられております。

また、症状が進行してからの治療は、患者様本人やご家族の方の負担も大きくなります。
症状を自覚したり、周りの方が気付いた時点でできるだけ早期に専門医師に相談するようにしましょう。早期段階では、症状の改善や進行抑制の治療効果も期待できます。

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